As it begins to speak
As it begins to speak
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6,600 JPY
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製作過程『見るのか、読むのか、そのあいだの本ができるまで』
- Design:
- Takeo Chiboshi(Necktie Design Office)
- Size:
-
活版印刷版 w128.5 × h364
オンデマンド印刷版 w128 × h207
ステートメント mil / yom w128 × h182
パッケージ w130 × h368
- Material:
- 紙
- Product:
- Made in Japan
『たとえばそれが語りはじめるとき』は、ひとつの文章を活版印刷、オンデマンド印刷、ウェブサイトという三つの媒体で展開して
活版印刷、オンデマンド印刷、ウェブサイト、ステートメント 『mil / yom』の4点で構成されています。限定100部(エディションナンバー入り)
活版印刷版。手仕事、偶然性、あいまいさの残るもの。古いアンティークの紙に全ページ金属活字で活版印刷しています。12ページ手製本。
オンデマンド印刷版。規格化、量産、スピード。オンデマンド印刷は現代の効率的な印刷の象徴だと思います。オフセットで問題だった部数の壁も突破し、小ロットでハイクォリティな印刷が可能です。インターネットで紙とサイズを指定して入稿すれば、1週間後には納品されます。プロポーションは黄金比で中綴じ12ページ。
ウェブサイト版。データ、利便性、脆弱性。スピードという点では印刷とは比べ物にならないくらい最速のメディアです。データをアップロードすればすぐに世界中の人が閲覧できる。テキストコピーや翻訳も可能で、間違いがあってもすぐに修正される。そのぶん本に比べると支持体としては脆弱で、いつのまにか削除され見れなくなってしまったりします。
ステートメント『mil / yom』。「見ること、読むこと」についての考察を冊子にまとめたものです。『たとえばそれが語りはじめるとき』の解説本的な役割です。タイトル「mil / yom」のスラッシュは本来は「or」の意味で使われます。しかし近年は「and」の意味でも使われるようになってきていて、そういった両者の曖昧な関係性に着目してネーミングしました。
天をアンカットで仕上げています。読むときには、上部をペーパーナイフなどで切り開いてから読んでいただく仕様です。まだ完全には綴じられていない、本になる前の未然の空気を残したかったのでこの形にしました。ページは最初から開かれているのではなく、読む人の手によって、少しずつ本として立ちあがっていきます。ペーパーナイフを入れる、ほんのひと手間。けれどその小さな作業が入るだけで、読むという行為が、もう少し身体的な出来事になる気がしています。24ページ、スクラム製本したものを紐でぐるっと綴じています。
